「最後の子音と同じアルファベット+ed」「最後の子音と同じアルファベット+ing」、いわゆるC/V/Cルールを少し覗いてみましょう。
最後の子音と同じアルファベット+ed = hop --> hopped
最後の子音と同じアルファベット+ing = hop --> hopping
単語の最後の3つのアルファベットが、子音/母音/子音になっている場合、下記のように最後のアルファベットと同じアルファベット+ed/ ingを付けます。
● C/V/C=子音/母音/子音の単語の例
原形 | ed | ing |
Hop | Hopped | Hopping |
Rub | Rubbed | Rubbing |
Step | Stepped | Stepping |
Prefer | Preferred | Preferring |
ここまでは分かりやすいのですが、下記のようにこの規則に該当しない単語もあります。
● C/V/C だけど上記にはあてはまらない単語の例
原形 | ed | ing |
Happen | Happened | Happening |
Listen | Listened | Listening |
Borrow | Borrowed | Borrowing |
Answer | Answered | Answering |
Say | Said | Saying |
Begin | Began | Beginning |
Swim | Swam | Swimming |
Run | Ran | Running |
Label | Labelled/ Labeled | Labelling/ Labeling |
母音には、長く発音するものと、短く発音するものがあり、それに基づいた規則性があるのですが、そこまで論理的に把握するのはもはやマニアの領域。そして、Labelのように、国によってスペルが違うパターンや、スペルは同じでも発音が微妙に違うパターンもあったり、全て把握するのは無理があるような気がしています(Labelled/Labelling(英国)Labeled/Labeling(米国))。
とはいえ、ある程度は覚えなければなりません。単語のスペルは“音を聞いてなんとなくわかる力”が大きな助けになります。
これには、聞き分けられることが大切になり、幼少期に英語を聞く機会が多ければ多いほど、こうした力がつくのではないかと思いますので、幼児期から学童期のお子さんの英語学習は、気合を入れた学習にこだわらず、ゆるーく生活の中でなんとなく、できれば楽しく英語に接する機会を増やすのもひとつだと思います。
「なんとなく英語に接する」とは?
いろいろな方法があると思いますが、自分の子どもには、幼児の頃は保育園への送り迎えなど、車で移動する時はNHKの「英語であそぼ」のCDを流していました。幼児期の子どもはお歌が大好きということもあり、自然とCDと一緒に歌うようになり、発音は結構めちゃくちゃでしたけど、歌って楽しみました。
小学生になってからは、低学年は引き続きCDと遊びにアルファベットパズルを投入したり、中学年になってからはDisneyチャンネルで特定の番組を字幕で一緒に見たりしました。
高学年では学校で英語の授業が始まったので、授業でやったことを家で教えてもらっていました。私は、純粋に興味があって聞いていただけなので、娘が授業の内容を覚えていなかったとしても別によかったのですが、娘としては「後でママに教えてあげよう」と思ったようで学校でちゃんと授業を受ける動機になり、家で再現することで復習になっていたようです。
「なとなく英語に接する」機会が、楽しい経験や楽しかった思い出になるといいですね。
中高大での「気合を入れた英語学習」に対してポジティブに挑めるようになると思います。
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